• 暮らすように旅したい

K-1 Mk IIを購入する前から欲しかった望遠ズームレンズを購入しました。
APS-C用の望遠ズームですが、コンパクトで収納時は標準ズーム程度のサイズなので室内や人混みの多いイベント会場などでも邪魔になりません。

前モデルよりちょっと暗くなったのは残念ですが、収納時はよりコンパクトになり、パルスモータによりオートフォーカスが高速化(広角側で8.3倍、望遠側で1.7倍とのこと)、最短撮影距離が1.4mから0.95mに短縮、電磁絞り採用、防滴構造は変わらずと、大きく性能アップしています。

APS-Cサイズで使用すると35mm判換算で84.5~460mm相当になり、望遠側で近距離撮影するとテレマクロ(望遠接写)も可能です。

フルサイズでも使えないことはないですが、55mmと300mmでは周辺減光が発生します。被写体によっては味と捉えることもできるでしょう。70〜100mmの間はケラれが大きくなるので後でクロップ前提になると思います。結論としてフルサイズモードで撮影する意味はあまりなく、K-IでもAPS-Cモードで撮影すれば良いと思います。より高画質が欲しければ、若干絞るか露出制御をMTF優先にしておくことと、リアル・レゾリューションシステムで撮影すれば良いと思います。同じ場所から焦点距離だけ変えた写真を示します。

望遠レンズを手に入れると、なぜか鳥や飛行機を撮影したくなります。成田空港の近くに試し撮りに行きました。旅客機程度の速度ならオートフォーカスの応答性は全く問題になりません。オートフォーカスの測距点は全てスポットで撮影しました(個人的に大抵の被写体はフォーカスはシングルモード(AF.S)、測距点はスポット、測光は分割測光で撮影してます)。なお、超高速の飛翔体の場合、フォーカスはコンティニュアスモード(AF.C)、測距点はセレクトエリア拡大(L)にしてます。

 

コンパクト望遠ズームの利点は冒頭で述べたように、混雑した環境でも取り回しが楽ということです。ということでオートサロンに試し撮りに行きました。大勢のカメラマンが群がるコンパニオンでも、隙間からレンズを向ければ全身からアップまで非常に撮影が楽です。液晶モニタでなく光学ファインダーを覗いているのでフレームにも集中できます。光学ファインダーの見やすさはカメラの命と言っても過言では無いですね。



 

 


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