コロナ禍で旅行の予定をキャンセルしたので、ロケットストーブを作ってみました。
レンガで何か作るのは初めてだったので、手始めに簡単そうで実用的なものを選びました。
先ずはネットやYoutubeでロケットストーブを検索してどんなものか調べるところから始めました。
イラストを描き直しながら完成イメージを明確にしていきます。イラストが完成したらそれに従って材料リストを作ります。レンガ細工は初めてなので必要な工具も洗い出しました。
材料リストを持って近所のホームセンターへ向かいました。砂利や煉瓦など重量物が多いので、複数日に分けて買いに行っても良いでしょう。
先ずは、敷地内のどこに作るか検討を付け、その周辺の雑草を刈り取り、路盤材を入れる部分をシャベルで10cm弱掘って適当に突き固めてから路盤材を入れます。
使ったのは6号と5号で先に荒い5号を入れてから6号を入れました。トントンがあれば良いのですが市販品はえらく高いので、そこら辺にあった木製ハンマーでしつこく叩いて地ならしをしました。
セメントを流せば良いのでしょうが手間を省くため、ほぼ平らになったら平板コンクリートを置くだけです。水準器で水平になっていることを確認します。
平板コンクリートの上にレンガを積んでいきます。最初は確認のためただ並べ積むだけです。2段目まで積んだところで間違いないことを確認したら、レンガの上に耐火セメントを乗せて積んでいきます。
慣れないもんだから少しガタガタになりますが、ゴムハンマーで叩きながら少しでも綺麗に積むように頑張ります。
設計図通りに積み上げたら、補強のためステンレスワイヤーで各段毎に縛ります。
レンガを積み上げてから数時間で完成しました。
早速何か燃やしたくなるので、庭の木の枝をいくつか伐採したものや落ち枝、廃材などを適当に突っ込んで燃やしました。
一度火がついてくるとゴーっという音と共に炎が煙突部に吸い込まれていきます。ストーブの底に白い灰が溜まって火力が弱まって来るので、火かき棒などで灰をかき出して空間を作りまた木材を投入すれば再度勢いよく燃え続けます。後は燃やすものが無くなるか飽きるまで続けます。
煙突部の中はかなり燃焼温度が高いので乾燥した木材は非常によく燃えます。
煙突の頂部に五徳代りのピンコロレンガを置いて鍋をかければ立派に煮炊きできます。
次は、BBQコンロにもチャレンジしてみるつもりです。