• 暮らすように旅したい

8年程使っていたEP-977A3が印刷中に突如激しい色むらを起こしたため、テスト印刷したところ、マゼンダが目詰まりしているようでしたのでクリーニングカートリッジを購入して洗浄したら、完全に目詰まりを起こしてしまいました。

仕方なく¥100均でシリンジを購入し、IPA(消毒用アルコール)で全てのノズルを洗浄したのですが、廃インクタンクが満タンになってしまい、修理に出す以外何もできなくなってしまいました。

廃インクタンクをクリーニングしてもステータスが満タンになっているので、メーカで設定をクリアしてもらうしかないのです。どこも壊れていないのに廃インクタンクが満タンになっただけで高額な修理費を取られるのが悔しいので、買い換えることにしました。

エプソンに懲りたのでキャノン製にすることも考えたのですが、なんとなく手頃な機種が無く、エプソン製にも廃インクタンクが自分で交換できるものがあると知って、キャノン、エプソンを候補に検討しました。

機種選定にあたっての要求は以下です。
(1) 廃インクタンク(メンテナンスボックス)が自分で交換できること
(2) インクの交換頻度が少なくて済むように大容量インクタンクであること
(3) A3ノビ対応であること(本当はA2対応が欲しいのですが高額なので)
(4) スキャナ機能も有していること(EP-977A3をスキャナ代わりに使用しようと思っても廃インクタンクが満タンなだけでスキャナ機能も使えなくなる意地悪仕様のため)
(5) 写真印刷が綺麗なこと(昔PX-G5100を使ってたので顔料系で写真が綺麗なプリンタが欲しかったのですが、複合機で全て顔料インクのプリンタがないので仕方なく染料系でも良しとした)

その結果キャノン、エプソンから条件に合致する製品を探したところ、EPSONのEW-973A3Tしかありませんでした。

染料系インクの耐水性のなさには閉口しますが仕方ありません。本当はインクジェットプリンタ自体あまり好きじゃないんですけどね。昔アルプス電気の溶融型熱転写プリンタMD-5500という、耐水・耐光性にすぐれ印刷紙を選ばず、白インクや特色インク(金・銀・メタリック等)も有って右に出るものの無い優れたプリンタがあったのです。透明なセルに印刷なんてこともしてました。

早速買いに行こうと近所の電気屋を覗くと¥95,000-(税抜き)で2ヶ月待ちとのこと。ヨドバシカメラでも在庫が無く、アマゾンや楽天市場などでネットショップを探して在庫が有って、値段が手頃で、信頼できそうなショップとして、「ぱーそなるたのめーる」で購入しました。「ぱーそなるたのめーる」は大塚商会なので法人でも取り扱いが可能です。街の電気屋で2ヶ月待ちで愕然としていたのですが、さすが大塚商会、あっという間に納品されました。

初期設定は、スマホのセットアップソフトに従えば良いので、誰でも迷わず設定できます。最後にWiFiの設定で手間取りました。WiFiは認識しているのですが、指示に従いSSIDを入れても正しくないと表示されます。もちろん正しい内容です。結局、ルータのWPSボタンを押してから、プリンタのWiFi認識操作をしたら無事ルータに繋がりました(プリンタとルータが1階とと2階にあるので行ったり来たり面倒でした)。

ノズルの調整も細かくできるので、輸送中の振動で微妙に狂っても調整できます。この調整機能はEP-977A3にはなかったです。スキャナもソフトウェアが進歩して、1回のスキャニングで複数の画像を自動認識して個別のファイルとして保存することもできます。

なお、EP-977A3は印刷実行すると自動で電源が入ったのですが、このプリンタは手動で電源を入れなければなりませんでした。

いずれにしろ今プリンタを買おうと思ったら他に選択肢はあまり無いのでお勧めです。

 


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