• 暮らすように旅したい

初グアム〜2000年6月

6月15日(木)、定時の鐘と共にオフィスを飛び出し駐車場の車の中で着替え、速攻で成田空港に向かい、NW074便でグアムに向かいました。

飛行機の中ではすっかりリゾート気分になってこれからの数日間の予定について色々想像を巡らせました.

初日

翌朝、サービスの車に乗ってホリデイプラザホテルに行きダイビング申し込み書の記入等を行い、一緒に潜るメンバーを見るとビギナーからベテランまで6名の混成チームです。最初の1本がブルーホールと言うので、チェックダイブも無しにいきなり深く潜るのかと思いましたが、みんなあわてる様子もないのでまあいいかと南国の陽気がついそんな気持ちにさせてしまいました。
ボート上でのブリーフィングで現地人のガイドがどのようなコースを取るべきか完璧に悩んでいました。何を言っているかよくわかりませんが、ベテランはいるけどビギナーが多い6名のチームでこんな深いポイントを潜るなんてどうやって管理していいかわかんないよという趣旨のことを手振りで言っていました。

リゾートダイビングの場合、私は大抵自然と殿(シンガリ)を努めていますが、今回もガイドさんが先頭で私が最後尾という体制で潜りました。

結局横穴から入って,ホールを抜けて浮上というコースをとりました.最大水深は36.5mでした.2本目はハップスリーフという比較的浅いポイントを潜りました.

2日目

2日目は更に3名を加えたチームで、1本目はクレバスというポイントを潜るとのことでした。ここはケーブだし、人数も増え、増えた3名もベテランという訳ではなさそうだったので水中ビデオは置いていくことにしました。エントリーしてまもなく1人がゲージを見ながら怪訝そうな顔をしています。そのゲージを見ると単位が米国式にpounds/in2になっています。米国圏でのレンタルだから良くあることだと思いましたが、水中ではゲージの読み方や心配するな、ということがうまく伝えられなくて、その人は軽いパニックになってしまいました(だから初心者ほど自己器材が必要なのに)。結局、ケーブに差し掛かったところでダイビングを中止し全員引き返し浮上しました。途中で浮上したわけですからボートは遠くです。と言ってもフィリピンなどではごく普通のスタイルですし、すぐ拾いに来るだろうと思っていましたので特に慌てることなくのんびり浮いていました。
2本目は1本目の反省から初心者向けのギャブギャブ1というポイントに潜りました。特に変わった物が見られなかった変わりにガイドさんはバブルリングを出したり皆を楽しませるために色々パフォーマンスをしてくれました。
今日のダイビングはちょっと反省。自分が引率しているわけでもないし、初めて会った人達に馴れ馴れしくテイクケアするのもどうかと思って面倒を見ないようにしていたのですが...最低限のテイクケアは必要なのかな?

3日目

3日目は若干メンバーが替わりましたが、大人数であることには違いなく、やはりビギナー/ベテラン混在チームでした。
1本目は初日と同じくブルーホールです。今回はエントリーしてまっすぐホールの中に入り、横穴から出て浮上と言うコースです。この辺りはダツがウヨウヨ泳いでいるので光り物は身につけてないよななんて気を付けながらさっさとホールに入りました。
2本目はウェスタンショールというかなり浅いポイントです。スズメダイの餌付けやガイドさんがタコを捕まえたり、ナポレオンの若魚を見たりしました。

アフターダイブ

グアムのダイビングは午後は海が荒れてくるそうで午前中に2本潜ってランチを食べて終わりというパターンが多いようです。午後はすっかり空くのでビーチへ行ったりプール(ターザのボディボードは最高)へ行ったり街をうろついたり色々楽しみました。夕食は毎晩色んなレストランを食べ歩きましたが18日夜の最後の晩餐が最も印象的でした。“アイランド・フィッシャーマンズ”というシーフードレストランに行きました。初めにスーパーマーケットのようなコーナで食べたい素材を選びます。巨大なエビやカニを生きたまま購入し、レジでそれぞれの調理法を指定して精算します。席で待っているとすぐに調理して出てきます。やたらエビカニを頼んでしまったので皆黙々と食べ続けましたがとても楽しい一時でした。
その後、ウェスティン・リゾート・グアム内のオン・ザ・ロックスというバーに行って軽く飲みました。夕方に行けばカウンター越しに窓から綺麗な夕焼けが見えるそうですが夜なので何も見えませんでした。それでも多分この3日間の中で一番心が満たされたひとときでした(安いホテルに泊まって、高級なホテルの施設を利用するのがポイントですね)。

エピローグ

初日のダイビングが終わったときは、サイパンの海の方が綺麗かななんて思ってたのだけれども、終わってみると来て良かったなという気持ちでした。19日午前、成田空港から職場へ向かい日常に戻りました。

日程:2000年6月15日(木)~6月19日(月) 4泊5日
水温:29 度
透明度:10~20 m
ダイブ数: 6本(ボート)









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